RESEARCH Conference 2026 開催のご報告と、今後のイベントのご案内
みなさんこんにちは、リサーチアソシエーション代表理事のmihozonoです。
6/28(日)、本年のリサーチカンファレンスが無事終了いたしました。直前の台風の進路にヒヤヒヤしましたが、現地参加、オンラインあわせて1108名の方にお申し込みいただき、無事開催することが出来ました。
第5回となる本年は「Weaving(織る)」がテーマ。例年のセッションに加え、パネルディスカッション、ワークショップを新設し、さまざまな要素が織り交ざる場を目指しました。ご参加いただいた皆さま、お楽しみいただけたでしょうか?
今後、レポート記事やアーカイブ動画を順次公開予定です。最新情報につきましては、Xアカウント(@researchconfjp)でお知らせいたしますので、ぜひフォローをお願いいたします!
7/20 アフターイベント「Design Through Photography」開催
RESEARCH Conference 2026アフターイベントとして、株式会社インフォバーン様と「Design Through Photography」を共催いたします。
AIによる情報収集や統合が高度化し、誰もが瞬時に「一般解」へアクセスできる時代になりました。効率や合理性が極まる現代において、私たちリサーチャーやデザイナーは、なぜ、そして何を、リサーチするべきなのでしょうか。
その答えのヒントは、AIが切り捨てる「割り切れないもの」にあるのではないでしょうか?
AIによる調査やアウトプットの過程では重要視されにくいものの、人間にはなぜか引っかかる違和感や例外、言語化できない身体的な観察結果――私たちはそれを「ノイズ」と捉えました。
本イベントは、夕方の渋谷の街へ繰り出し、写真撮影を通じて「私たちが感じるノイズ」を採集する実験的なワークショップです。人間が発見したノイズをAIにぶつけることで、AIを単なる効率化ツールではなく、私たちの思考を触発する「触媒」へと変容させます。
AI時代におけるこれからのリサーチとデザインのあり方を、夕暮れから夜へと移り変わる渋谷の街で、共に探索してみませんか?
<ワークショップ内容>
本ワークショップは、フィールドワークによる写真撮影とAIを掛け合わせ、見慣れた渋谷の街の魅力を新しい視点で捉え直す実験型のプログラムです。
当日は、AIから「渋谷という街の一般解」を受け取ることからスタートします。その後、渋谷の街へと飛び出し、自身の直感を頼りに街中で「違和感」や「ノイズ」を感じる景色を撮影し、AIの一般解からはみ出すような情報を収集していきます。集めた写真とリサーチ結果は、デジタル上で1冊の「ZINE(自由なテーマと形式で制作し、自主発行する小冊子)」へと編集します。編集工程を踏むことで生まれる「渋谷という街の、自分たちなりの表現」とAIが導出した一般解をぶつけ合い、自分自身が歩き回り、拾い集めたノイズを見つめ直します。
<こんな方におすすめ>
デザインリサーチやUXリサーチの新たな可能性・手法を模索している方
生成AIを「単なる作業効率化の道具」として使うことに物足りなさを感じている方
写真、ストリートカルチャー、都市論、観察学などに興味があるクリエイター・デザイナー
日常の業務に、批判的思考(クリティカルシンキング)や直感的なノイズを取り入れたい方
RESEARCH Conference 2026の熱量をそのままに、仲間と深いディスカッションとクリエイションを楽しみたい方
【開催日程】2026年7月20日(月・祝)15:30~19:30
【会場】株式会社インフォバーン 東京オフィス(本社)6F
住所:東京都渋谷区円山町23-2 アレトゥーサ渋谷
【参加費】無料
【定員】18名
【申込方法】2026年7月13日(月)19:00までに、下記サイトよりお申し込みください。※お申込受付は先着順とし、定員になり次第、締め切りますのでご了承ください。
毎年恒例となりつつあるインフォバーン様とのアフターイベント、今回の新作ワークショップも大変面白そうです。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
8-12月「RESEARCH CAMP in つくば」開催
いつもの日常から離れ、新たなフィールドにてリサーチを実践するRESEARCH CAMP。これまで福岡にて3回開催してきましたが、今回は初めての関東圏!しかも、5カ月間にわたって合計5回通いながら「人類学的フィールドワーク×プロトタイピング」を実践する本格的なプログラムです。
今回のテーマは「点から線をつなぐ、新しい小田のすごしかた」です。つくば市の周辺市街地・小田地区は、小田城跡をはじめとした歴史や宝篋山の自然、ワイナリーやブルワリーなど、多様な魅力が点在する地域です。今回のパートナーであるコミュニティカフェTAMARIBAR(タマリバ)は、シェアキッチンやワークショップスペースを備え、小田地区の住民・移住者・訪問者が交わる場所として機能しています。小田地区にはツリーハウス、木工アトリエ、クラインガルテン、ヒュッテなど、さまざまな過ごし方の「点」が存在します。しかしそれらはまだ個別の点として散在しており、外から来た人がふらっと歩いて出会うことは難しく、「借りたくても誰に聞けばいいかわからない」といった壁もあります。これらの点を線へとつなげることで、新たな小田のすごしかたの提案を目指します。
本プログラム前半は、つくばをフィールドにまちづくりの研究をされてきた文化人類学者の早川公さんを講師に迎えて、ともに「人類学的フィールドワーク」を実践します。人類学者ティム・インゴルドは、目的地へ直線的に向かう移動を「Transport(輸送)」と呼び、それとは対照的に、人が環境と応答しながら歩き回り、寄り道し、偶発的な出会いを重ねながら痕跡を残していくプロセスを「Wayfaring(徒歩旅行)」と呼びました。人類学的フィールドワークもまた、答えへの最短ルートを引くことではなく、フィールドを歩き回り、人々の営みに触れ、問いを更新し続けることから始まります。TAMARIBARを起点として、つくばのまちを「Wayfaring(徒歩旅行)」的に捉えながら、地域内外の人々の営みが自然に交差し絡まり合うような「新しい線の描き方」をともに考えましょう。
プログラム後半は、プロトタイピングを得意とする木浦が講師として、アイデアを形にして検証する方法をともに実践します。本プログラムを通じて制作したプロトタイプを、11月に開催される『筑波山麓秋祭り』にて展示することを予定しています。地域の方々からのフィードバックを得て、再度フィールドワークに出かけるも良し、さらにプロトタイプを進化させるも良し。ディープなリサーチとクイックなデザインを反復し、試行錯誤しながら、「つくりながらわかっていく」プロセスを体感しましょう。
<このプログラムで身につくこと>
人類学的フィールドワークの実践力:フィールドワークの心構えやフィールドノーツの書き方などを、人類学者に教わりながら現場で体得できる貴重な機会です
問いを更新し続けるリサーチのプロセス:仮説を持たずにフィールドに入り、データから問いを立て直す経験を積みます
プロトタイピングとリサーチの往復:プロトタイピングを通じてアイデアをすぐに形にしながら、「つくりながらわかる」サイクルを5カ月にわたって反復します
複雑な文脈を読む力:地域・行政・コミュニティという多様なステークホルダーが絡み合う現場で、デザインリサーチの実践力を鍛えます
【開催日程】
事前講義@オンライン
フィールドワーク@つくば
【参加費】法人参加:税込 100,000円 / 個人参加:税込 80,000円
※現地への交通費・宿泊費・食費・保険料は含みません。
※オンラインでの事前講義を除く各日、TAMARIBARでのワンドリンクオーダーが必要になります(500円程度)。
【定員】12名(残り7名)
【申込方法】2026年7月31日(金)までに、イベントページ内のGoogleフォームよりお申し込みください。
※お申込受付は先着順とし、定員になり次第、締め切りますのでご了承ください。
では、また次のレターにてお会いしましょう!
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