10/31、RESEARCH Conference Pop-up in 福岡開催!

「参加型リサーチの可能性」をテーマに、博多会場とオンラインのハイブリッドで開催
一般社団法人リサーチアソシエーション 2025.10.01
誰でも


日本地域を巡り、その地域ならではのリサーチ事例を発掘するRESEARCH Conference Pop-up。今年も福岡にて開催いたします!

今回のテーマは 「参加型リサーチの可能性」。シチズンサイエンスの考え方や実践事例を手がかりに、市民や生活者が主体的に関わるリサーチの可能性を探ります。専門家や研究者だけでなく、企業や地域の人々が協働することで、リサーチはどのように社会に広がり、未来のサービスや仕組みづくりにつながっていくのか。参加者のみなさまとともに考え、実践のヒントを持ち帰る1日にしていきます。

登壇者として、福岡大学/一般社団法人ヒマラボ の森田 泰暢氏、チャリチャリ株式会社の野田 大貴氏、株式会社メルカリ 「mercari R4D」の草野 孔希氏をお招きし、参加型リサーチの実践事例についてお話いただきます。

福岡大学の森田先生はシチズンサイエンスの専門家で、太宰府市を拠点に市民参加型の探究活動を推進し、経営学の視点から「探究する文化」の醸成に係る研究に取り組まれています。森田先生からは、シチズンサイエンスの考え方や、企業における参加型リサーチの実践事例をご紹介いただきます。「シチズンサイエンス」や「参加型リサーチ」ってなんだろう?と気になる方は、福岡大学商学部シチズンサイエンス研究センターのnoteをぜひご参照ください。

チャリチャリ株式会社では、生徒が主体となって地域課題の解決に取り組む那珂川市との共同プロジェクトや自転車を活用した市民参加型のアップサイクル活動、スポーツチームや企業と連携し、スタジアム周辺の交通課題の解決やスポーツツーリズム促進に挑戦する活動に取り組まれています。持続可能で魅力ある都市づくりの取り組みに関する事例をご紹介いただきます。

株式会社メルカリの研究開発組織「mercari R4D」は社会実装を⽬的とした研究開発組織で、産業界やアカデミア、国といった枠を超えてコミュニティをつなぎ、 科学技術の⼒で複雑な社会課題を解決する Co-Innovation 的アプローチを推進しています。今回は草野さんより、武蔵野美術⼤学と共同で実施した循環型社会に向けた⼈の⾏動変容と習慣化を促す価値共創のデザインプロジェクトについてお話いただきます。

最後に、登壇者間のパネルディスカッションを通じて、みなさんとともに参加型リサーチの可能性について考えます。博多会場では懇親会も予定しておりますので、福岡のリサーチ実践者との交流をぜひお楽しみください。また、YouTube Liveでもオンライン配信もございますので、ぜひ福岡エリア以外の方もご参加ください!

※本イベントを一緒に盛り上げてくださるスポンサーを募集しております。特典としてスポンサーセッションやLT登壇枠がございます。詳細については、スポンサープランご案内をご参照ください。
※イベント翌日の11/1-3には「RESEARCH CAMP in いいかね」も開催します。あわせてぜひご検討ください。

【開催日程】10月31日(金)19:00 - 21:00

【会場】LINEヤフーコミュニケーションズ株式会社
(福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル12F)

【参加費】無料

【定員】50名程度(YouTubeLiveでのオンライン配信も有り)

【申込方法】connpassページのお申込みフォームよりお申し込みください。 
https://research-conf.connpass.com/event/370532/

11/1-3「RESEARCH CAMP in いいかね」参加者募集中

前回のレターでもご案内差し上げた、リサーチキャンプも引き続き参加者を募集しております!pop-upイベントとあわせて、ぜひご参加をご検討ください。

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いつもの日常から離れ、新たなフィールドにてリサーチを実践するRESEARCH CAMP。今回は福岡・田川市のいいかねPaletteをフィールドに、「人類学的フィールドワーク×プロトタイピング」をテーマに2泊3日で開催します。

田川市は福岡県の中央部に位置し、かつては石炭産業で栄えた「炭都」として知られ、その歴史と文化が色濃く残る街です。今回のフィールドのいいかねPaletteは、2014年に廃校となった旧猪位金(いいかね)小学校を利活用した施設。「なんでもできる世界をつくる」をコンセプトに、宿泊施設、コワーキングスペース、音楽スタジオなどを兼ね備えており、地域の人々はもちろん、都市部からの移住者やクリエイター、フリーランスなど、多様な人々が集まり、新しい価値を生み出す拠点となっています。

今回のリサーチキャンプでは、人類学者の室越龍之介さんを講師に迎えてディープな「人類学的フィールドワーク」を実践し、さらにプロトタイピングを通じてアイデアを素早く形にしながら、「いいかねPaletteでの新しい過ごし方」の提案を目指します。

まずはオンラインでの事前講義にて「人類学的フィールドワーク」のレクチャーを行った後、福岡・田川市にて2泊3日のフィールドワークとワークショップを行います。講師は上述した室越龍之介さんの他、「デザインリサーチの教科書」「デザインリサーチの演習」著者の木浦、「はじめてのUXリサーチ」著者の松薗が務めます。はじめてリサーチに取り組む方も、いつもの仕事とは少し違ったテーマでリサーチをやってみたい方も、人類学がなんだか気になる方も、ぜひ一緒に楽しみましょう。

【開催日時】

事前講義 @オンライン

  • 10/15(水)19:00-21:00

フィールドワーク @ いいかねPalette

  • 11/1(土)11:00-18:00

  • 11/2(日)9:00-18:00 

  • 11/3(月)9:00-13:00

【会場】いいかねPalette
福岡県田川市猪国2559(旧猪位金小学校)

【費用】50,000円

※現地への交通費・宿泊費・保険料・食費は含みません。
※宿泊はいいかねPaletteを予約済のため、希望者は利用可能です(1泊5000円程度)。完全個室を希望される方は、個別でご手配ください。詳しくは申し込み時のGoogleフォームにご案内がございます。

【定員】残り5名

【申し込み方法】イベントページ内のGoogleフォーム

※ご不明な点やご質問がある方は、 office@researchconf.jp までお気軽にご連絡ください。

では、また次のレターにてお会いしましょう!

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